自家製切り干し大根の作り方。干し方や保存期間などよくある疑問にも答えます。

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定番の煮物からサラダや漬物まで、レシピの守備範囲が広い切り干し大根。

実は自分で簡単に作れるんです。臭みが無くて、おやつとしてそのまま食べてもとても美味しいんですよ^^

今回は、自家製切り干し大根の作り方と、それにまつわる様々な疑問にお答えしたいと思います。

切り干し大根の作り方

【材料】
大根 1本

【作り方】

1.大根をきれいに洗います。皮はむいてもむかなくても、お好みで良いです。
今回は皮付きのまま切り干し大根にします。

自家製切り干し大根の切り方 細切り

切り方は自由で、色々な形にチャレンジ出来るのが自家製の楽しい所です。
今回は、オーソドックスな細長い切り干し大根の切り方を紹介します。

①大根を洗います。皮は向いてもむかなくてもお好みで良いです。
②葉の付け根を切って、出来上がりの長さを想定して大根を切ります。今回は3等分にしました。
葉の付け根は一番栄養豊富で、食べると美味しいと野菜屋さんが教えてくれたので、別途活用します。
③切り口を上下に向けて置き、縦にスライスします。
④さらに縦に細切りにします。干すと縮むので、まあまあ太くても大丈夫です。写真は5㎜位あるかな?

他にも色々な形で切ってみました。上記の細切りの他に、中細、太目、いちょう切りにしました。
先ほど切り落とした葉と葉の付け根は、固いので細く切って、パスタの具にしました。確かに美味しかったです。

自家製切り干し大根の切り方 いちょう切り 太目

2.干します。

自家製切り干し大根の切り方 干す

干し網があると便利ですが、紙や皿の上で干しても大丈夫です。

紙や皿で干す場合は、接している面が乾きづらいので1日1~2回動かしてください。
そして、乾いて軽くなると風で飛んでしまう事があるので注意してくださいね。

そんなこんなが面倒な人は、干し網があると便利です。(おすすめの干し網についてはこちら

大根同士が重なった部分はくっついて乾くので、初めに重ならないように綺麗に並べるか、初めは適当に広げて干しながらくっついたのをはがしても良いです。最終的にムラなく乾けばOK。

・翌日の様子(干して2日目)

自家製切り干し大根の切り方 干して2日目の様子 細切り

↑オーソドックスな細切りは、薄いものから乾いて縮んできました。

自家製切り干し大根の切り方 干して2日目の様子 いちょう切り

↑中細と太目、いちょう切りは、まだまだ水分が多いです。

・3日目の様子

自家製切り干し大根の切り方 干して3日目の様子 細切り 中細 太目

↑上:細切り 下:中細と太目

自家製切り干し大根の切り方 干して3日目の様子 いちょう切り

↑いちょう切り 厚いもの以外は縮み始めました。

・4日目の様子

自家製切り干し大根の切り方 干して4日目の様子 細切り 中細 太目

↑上:細切り 下:中細と太目 は完成。

自家製切り干し大根の切り方 干して4日目の様子 いちょう切り

↑いちょう切り 厚いものはもう少し。

・5日目~6日目の様子

自家製切り干し大根の切り方 干して5日目の様子 いちょう切り

↑5日目、厚いいちょう切りもほぼ乾きました。

自家製切り干し大根の切り方 干して6日目 完成

↑6日目、出来上がり!
左:細切りと中細 乾くと区別がつかなくなった;
右上:太目 右下:いちょう切り

切り干し大根を作る時に、よくある疑問と答え

切り干し大根を作る時に、よくある疑問と答え

切り干し大根を作る時に、よくある疑問に答えます。※らくだの個人的な経験による回答です。

切り干し大根の干し方 干し網は必要?

干し網は無くても作れます
ザルやお皿や紙(一度くしゃくしゃにして乗せると隙間が出来て乾きやすい)に乗せて干せば大丈夫です。

ザルやお皿や紙で干す場合は、こんな点に注意してください↓

  • お皿や紙に接している面が乾きづらいので、1日1~2回動かしてやる
  • 乾いて軽くなると、風で飛んでしまう事があるので気を付ける
  • 干し場所を移動したり部屋に取り込む時に、大根がサラサラーっと滑って落ちてしまうので気を付ける

おマメな人は大丈夫と思いますが、そうじゃない人は案外これらのお世話が面倒なので、干し網があると楽です。

自分で切り干し大根を作ってみようと思い立つほどの人は、今後も自家製の干し物にハマる確率が非常に高いので、もう最初から干し網を用意しても損はないと思います

干し網は100均にも売っていますが、出入り口が小さめで使いにくいです。全体がU字に大きく開くタイプの干し網がおすすめです。

今回らくだが使っているサイズは40㎝×40㎝×55㎝のこちら。ちょうど大根1本分、他の野菜や果物を干すにも良い位のサイズです。

そして、水分の多い果物を干す時などにこの干し網にちょうど入るサイズのざるがあるとさらに便利。竹ざるは普段の料理にも大活躍します。

ちなみに、青い干し網はイヤ!見た目にもこだわりたいワというお金持ちの人には、こんなおしゃれな干しかごもあります。めっちゃかわいい~。

切り干し大根を干す場所 ベランダや室内でも出来る?

切り干し大根は、ベランダでも室内でも作れます

ベランダなら、突然雨が降ることに備えて、雨のかかりらない場所が良いです。

室内の場合は、空気の動きがある場所が良いです。閉め切っていると、大根のにおいが結構します^^;
カビの対策としても、空気の流れがある場所が良いです。

切り干し大根を干す時 夜や雨の日はどうする?

夜は、突然雨が降ることに備えて部屋に取り込んでおく方が無難です。
絶対雨が降らない確信がある時や、雨がかからない場所なら出しっぱなしでも良いです。

雨の日は、室内で干しておきます。基本的に、洗濯物と同じ扱いと思ってください。

切り干し大根を干す日数 何日干せば良い?

何日干せばよいかは、大根の厚みや、気温や湿度で変わります

干し上がりの判断も洗濯物と同じで、手で触って湿り気を感じない位になるまでです。

今回は、2月の晴天時で4~6日かかりました。

切り干し大根の保存期間 どのくらい日持ちする?

しっかり干していれば半年は大丈夫です。

切り干し大根が完成したら、袋や瓶に出来れば乾燥剤と一緒に入れて保存します。

常温で大丈夫ですが、心配な方は冷蔵庫保存でも。

乾物は、梅雨時期までには使い切ると良いと言われます。

湿気や気温の上昇で味が落ちてしまうので、それまでに美味しく食べてしまおう、ということですね。

切り干し大根の戻し方

切り干し大根は一般的に水で戻して調理しますが、自家製切り干し大根は臭みが無いので、直接調味液につけて戻しても大丈夫です。

例えば、いちょう切りや太目の切り干し大根を薄めた味ぽんに直接投入して、漬物やサラダみたいにパリパリ食べると美味しいです。

もっと言うと、干物のようにそのままおやつとして食べても、美味しいですよ!

切って干すだけの簡単・美味しい自家製切り干し大根、ぜひ作ってみてくださいね。

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